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Guitar(ギター)
Martin 00C-15AE  
Martin 00C-15AE アンプリファイが簡単なギターということで手に入れたのがこのマーチン社製のギターです。カッタウェーボディで、表面版も含めすべてマホガニーの単板仕立てです。ピックアップ・システムにはFishman社製のPro Blender Systemを採用しています。これはボディ内取り付けられた小さなマイクとブリッジ下に取り付けられたピエゾ・ピックアップのブレンドができる装置で、側面版には同社のPro Blender EQというオンボードのプリアンプとコントロール装置も搭載されています。ボディ厚が薄いので、生音が懸念されたのですが、音のレスポンスが早く、またネックの形状など、引きやすいギターに仕上がっています。重量も軽いため、パーラーギターやミニギター並に持ち運びに便利な点も気に入っています。しかしアイルランド音楽を始めてからギターを弾く機会がほとんどなくなってしまったため、残念ながらあまり弾いていません。
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Guild D-40  
Guild D-40 30年以上前、高校生時代に小遣いなどをためて買ったのがこのギターです。ドレッドノートタイプと呼ばれる胴体にくびれの少ない大型ボディの楽器で、ヘッドストックの形状、インレイ、ピックガードの形状などギルドのデザインに憧れた部分が大きかったと思います。表面板がスプルース、側面板・裏板がマホガニーで、側面板・裏板がローズウッドの上級機D-50などよりも、こちらがギルドらしいということで好む人も多かったという話を聞いたことがあります。この楽器は特にミッドレンジの音が前に出る印象です。当時はピックアップの種類が少なく、この楽器には当時最も人気のあったバーカスベリーのピックアップが装着されています。アイリッシュを始める前はいろいろなジャンルでこの楽器を使いましたが、アイリッシュをメインに演奏するようになり、ほとんど出番がなくなってしまいましたが、今でも最も愛着のある楽器です。
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Yamaha CGX171CCA  
Yamaha CGX171CCA いわゆるクラシックギタータイプのエレクトリック・アコースティックギター(エレアコ)です。同社のクラシックギター CG171Cをベースに、ピックアップを装着し、ハイポジションの演奏がしやすいようにカッタウェイにしたものです。この楽器はブリッジ部のピエゾ・ピックアップとサウンドホール内のコンデンサーマイクによる2wayピックアップ・システムを採用しています。トップはシダーの単板、側面・背面板はローズウッドで、お手軽価格のギターとしては贅沢なつくりとなっています。生音もなかなかのものです。アイリッシュではSteve Cooneyや Jim Murrayといった練達のギタリストがクラシックギターを使用していますが、金属弦よりもナイロン弦の方が、フィドルやアコーディオンの音色に合うのではないかと思っていて、いつか使ってみたいと思っている楽器です。

Others(その他)
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Martin T-18 Tipple  
Martin T-18 Tipple 元々南米の民族楽器だったものをギターメーカーのC.F.Martin社が1900年代初頭に改良したのがこの楽器です。ボディはバリトンウクレレとほぼ同じ大きさで、この楽器の最大の特徴は、復弦4コースながら弦の数が10本あることでしょう。高音の1コースと低音の4コースは1コースが2弦なのに対して、2コース、3コースは3弦となっています。チューニングはウクレレと同じ低いほうからGCEA。2〜4コースはオクターブのユニゾン、1コースはユニゾンにチューニングされます。表面板はスプルース、側面・背面板はマホガニーで、マーチン社製のギター同様、クオリティの高い材木が使われています。アイリッシュではDervish のマンドーラ奏者Brian McDonagh氏が使っていました。ラテン的なからっとした明るさが特徴で、アイリッシュの伴奏に使ったら、思いっきりベサメムーチョ風の面白いサウンドになりました。
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Blue Lion StyleWalnut Mountain Dulcimer  
Blue Lion StyleWalnut Mountain Dulcimer 「ダルシマー」の名称が示すとおり、ツィター(琴)の一種ですが、打弦楽器のダルシマーとは全く別物で、混同をさけるために、発祥地の名「アパラチア」を冠して区別されます。マウンテン・ダルシマー、ラップ・ダルシマーなどとも呼ばれます。正真正銘の「アメリカ生まれ」の民俗楽器と見なされ1940〜50年代の「フォークミュージック・リヴァィヴァル」の動きの中で一時盛んになりました。Blue Lionは1970年代からダルシマーを製作している老舗メーカーです。アパラチア山脈は、英国系、アイルランド系住民が持ち込んだ伝統音楽がカントリー音楽などに発展した地とも言われており、アイルランドつながりで手には入れてはみたものの、この楽器でアイリッシュの曲を演奏するプレイヤーはたくさんいますが、アイルランドのダンス音楽のアンサンブルやセッションで使われた例を残念ながら知らず、ほとんど出番がない状態が続いています。
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Keahi Soprano Ukulele  
Keahi Soprano Ukulele 特段ウクレレに強い思い入れがあるわけではありません。また普段あまり手にしないのですが、4コース(弦)の楽器にはつい興味がひかれます。この楽器は2001年にオアフ島に長期出張していた会社の後輩に現地の楽器店で買ってきてもらったものです。ワイキキの楽器店でこの楽器を強く薦められたとのこと。Keahiというブランドについては地元メーカーという以外に情報を持ち合わせませんが、きれいなコア材を使用しており、乾いた軽い音色がします。以前、アイルランドで、バリトン・ウクレレ(一番大きなサイズのウクレレ)をテナー・ギターのように使用しているプレイヤーを見たことがありますが、ナイロン弦の音色がマッチしていて、これは面白いなと思いました。あるセッションでフィドル奏者のIさんがウクレレで伴奏したことがあり、これもちょっと不思議な雰囲気で、ウクレレに対する見方が変わるきっかけとなりました。
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Maccaferri Islander Soprano Uke  
Maccaferri Islander Soprano Uke 名ギタリストとして、またジャンゴ・ラインハルトによって賞賛されたMaccaferri Selmer Guitarの製作者として有名なMalio Maccaferriによって生み出されたプラスチック製のウクレレです。このウクレレは1949年に売り出されましたが、プラスチックが身の回りに普及を始めた当時といえども楽器をプラスチックで作る発想は奇抜過ぎて、到底一般には受け入れられないだろうと思われていたようです。しかしながらこのウクレレは生産が追いつかないほどの空前のヒット商品となりました。彼のプラスチック加工による楽器製造の熱は冷めることなく、その後、プラスチック製のギター、1990年には、カーネギーホールで演奏されるまでの完成度を誇ったプラスティック・ヴァイオリン生み出すに至ります。Maccaferri Islander Ukeは、完成度も高く、生産当初からおもちゃとしてではなく楽器としての地位を確立していました。
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Dearmond Ashbory Bass  
Dearmond Ashbory Bass シリコン・ラバー製の弦をはった小型のフレットレス・エレクトリック・ベースです。ピエゾのピックアップが内蔵されており、アンプの使用により、ウッド・ベースに近い音が出ます。多くの楽器がユニゾンでメロディーを奏でるアイルランド音楽では、どうしても低音が抜けがちなので、いつか本格的にベースを入れてみたいと思っているのですが、入れるんだったら断然ウッド・ベースしかないとも思っています。アイルランドのベース奏者Paul O'Driscoll 氏は、ギグやセッションのたびに重たいウッド・ベースを担いで来ていましたが、このAshboryなら持ち運びも簡単。この楽器を初めて知ったときには「しめた!」と思ったものですが、知人のベース弾きによれば、ラバー弦が切れやすく、滑りが悪いため手にベビーパウダーをつけて演奏するなどの工夫が必要とのこと。それでもいつかは、と虎視眈々と演奏の機会をうかがっています。

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